当社の磨き(研磨)加工は、
- 精密バフ磨き(手作業バフ研磨)
- ディスクグラインダー磨き
- ワイヤー磨き
の3種の磨きを行っております。
製品の用途(製品内に隠れてしまうものなのか?製品の外観に影響のある仕上げとなるのか?など)にあわせて、仕上げをお選びいただけます。
溶接の継ぎ目にある焼け後や打痕、キズをなくします。特に、曲面(巻き加工後に溶接加工をおこなった部分)の溶接継ぎ目などは、複雑な形状のため、手作業で行うこととなり、職人の技術が試される仕上げとなります。
小口仕上げでは、切り口の処理として、バリとカエリ(返り)をとる作業を行います。
表面仕上げでは、曲面ではなく、平面の溶接継ぎ目にある焼け後や打痕、キズをなくします。
溶接後磨き加工部分が製品内に隠れてしまう場合に多い仕上げです。
また、当社では、製品の状態によって、仕上げ加工前には、肉盛溶接を行っております。(鉄・鋼板・ステンレスの場合)
製品の状態に関わらず磨き加工をそのまま行うことは、当社では絶対に行いません。なぜなら、加工途中における素材についたピンホール、傷、打痕の状態はひとつひとつ違うからです。
素材が凹んでいる場合、そのまま磨き加工を施しますと、製品の厚みが薄くなりすぎてしまいます。これは、製品の耐久性の問題を生じます。当社は、それぞれの製品の寸法基準内において、より製品としての耐久性を高めるためにも、肉盛り作業を行い、磨き加工に入るよう手間を惜しまない製品づくりを行っております。