この度、新たに巻き加工(ウレタンロールベンディング機)が加わり、多くの電化製品部品関係の金属加工に必要なプレス加工、精密板金加工、巻き加工までを一括で受注できるようになりました。
巻き加工(ウレタンロールベンディング機使用)の最大の特長は、通常、ハナ曲げ1(端曲げ)→ ハナ曲げ2 → 本曲げの3工程が必要なところ、このハナ曲げ1から本曲げまでの3工程をまとめて1工程で加工できるところにあります。
このスピーディな巻き加工により、量産として、3,000〜4,000個/日(小径の場合)の製品をつくることができます。納期の短縮、コストの削減にもお応えできるようになりました。
・当社の巻き加工による真円度は、精度が高く、±0.3~0.4です。
・タワミ現象が起きない
・ウレタンで保護しているため、傷がつかない
・穴のあいた板金にも対応
・塗装、印刷した材料にも対応(*一部、塗装や印刷の仕様により対応できないものもあります。そのため、仕上がりを双方で確認の上、進めていきます。)
・ステンレス、アルミなど、多くの材料に対応
【現在の巻き加工機での対応について】
有効ロール加工幅 300mmまで。
対応ロール径 65~160mm
現在、72.2mm、80.0mm、85.2mm、92.2mm、95.0mm、100.0mm、110.0mm、118.0mm、125.0mm、136.0mm、137.0mm、145.0mm、160.0mmのロール径を揃えて、加工しております。
その他の径(サイズ)でのご注文につきましては、応相談とさせていただいております。
巻き加工の精度が低い場合、合わせ目に段差ができ、次の溶接加工に影響を与えます。巻き加工から溶接仕上げ、磨き仕上げ(研磨加工)を行う場合、巻き加工後の品質検査(目視検査、検査表に従った品質検査)、溶接加工後の品質検査(デジタルノギスを使用した寸法検査)、磨き仕上げ(研磨加工)後の品質検査(目視検査、検査表に従った品質検査)を重ねて行います。
また、弊社の磨き仕上げ(研磨加工)は、
- ワイヤ仕上
- バフ仕上
- 精密バフ仕上
の3種類のご用意をいたしております。巻き加工だけでなく、溶接加工、磨き仕上げまで、合わせてご相談に応じます。
【福井プレス工業にて金属加工可能な常時取扱い材料】
ステンレス材 SUS304, SUS430/神鋼(真鍮・銅)C2801P, C1100P/純アルミ・アルミ合金 A5052P, A6063/鋼板・メッキ鋼鈑 SPHC, SPCC, SECC(ボンデ・ペンタイト), SGCC, ZAM
【材料支給にて、金属加工可能な材料】
塩化ビニル
素 材 | 鉄:SPHC_酸洗(熱間圧延鋼鈑) 高温で圧延された素材で、加工精度は冷間に比べて劣る。 |
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板 厚 | 1.6~3.2㎜ |
加工方法 | ロールベンダー |
製 品 | 有効ロール幅 300㎜ ロール径 65㎜~160㎜ |